移植

ラットの体内でES細胞からマウスの腎臓を作製

平林真澄 准教授(自然科学研究機構生理学研究所) 中内啓光 特任教授(東京大学) 保地眞一 教授(信州大学 繊維学部) などによる共同研究チームが、 身体のさまざまな組織に変化する「万能細胞」の一種であるES細胞(胚性幹細胞)から、「異種胚盤胞補…

iPS細胞での「角膜移植」を阪大が治験へ

大阪大の西田幸二教授(眼科学)らの研究チームの、 「ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した角膜の細胞を移植する」臨床研究計画が、大阪大の審査委員会で(2018年12月)了承され、厚生労働省に申請。 審議を経て承認を得られれば、2019年5~6月頃…

病気腎移植が「先進医療」承認

厚生労働省の専門家会議は、 ガン治療で取り出した腎臓を別の腎不全患者に移植する「病気腎移植(修復腎移植)」について、「先進医療」(※保険適用外の先進技術を用いた医療)に指定することを条件付きで承認した。 腎臓を丸ごと摘出する提供者に不利益が生…

「水疱性角膜症」が再生医療で視力回復

眼の角膜が濁って、視力が大幅に低下してしまう「水疱性角膜症」の患者に、他人の角膜内皮細胞を注入して再生させる治療の臨床研究について、 11人の患者 全員の視力が改善したとの研究結果を、京都府立医科大と同志社大の共同研究チームが発表しました。 3…

動物でヒトの臓器を作製解禁

政府の総合科学技術・イノベーション会議の生命倫理専門調査会は、2018年11月26日 『ヒトの臓器を持つ動物を作る研究を認めること』を文部科学省がまとめた指針改正案を了承し、条件付きで合意。 2019年春頃までに改正手続きが行われ、正式に解禁されます。 …

キメラ技術 (ヒトと羊のハイブリッド)

キメラ技術(人間と動物のハイブリッド)とは、 移植手術用の臓器を無限に作り出したり、1型糖尿病の治療法となったりすることが期待されていて、 人間に移植できる臓器を動物の体内で作ることが出来るという技術です。 アメリカでは、臓器移植待ちリストが1…